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2013年9月 9日 (月)

決定オリンピック招致!銀座 柳画廊 野呂洋子さんのメールから

日本オリンピック招致決定は嬉しいニュースです。今回オリンピック招致ではトルコに勝った日本ですが、以前、下記のようなエピソードを銀座柳画廊の野呂洋子さんから頂きました。

柳画廊さんは泰明小学校に隣接するところに位置し、緑と名画に囲まれるホッとできる空間です。子供の文化教育にも熱心で、洋子さんとは、いいものには子供の頃から触れるべき、という共通の話題でいつも盛り上がります。

以下野呂さんメールより。

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        今の美術業界を考える(その491)

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日本・トルコ友好の礎           2013年8月24日
(ロータリーの友  8月号より)

 ロータリークラブに所属して8年目になりますが、毎月発行されている
 月刊誌で感動する記事に出会いましたのでご紹介したいと思います。
 このお話は和歌山県の串本町町長の田嶋勝正さんの卓話です。

 日本とトルコが非常に仲の良い事は知られています。それは、歴史も
 古く1890年9月16日に起きたトルコの軍艦エルトゥールル号の座礁
 から始まります。1887年に日本の小松宮親王が明治天皇の命を受けて
 トルコに訪問し、トルコ皇帝に謁見した返礼に600人を超える大使節団
 が日本にやってきました。ところが滞在して3ケ月もしないうちに、横浜
 でコレラが流行し多くの人が亡くなったため、急きょ使節団が帰国する
 ことになりました。ただ、その時期は台風の時期でしたので日本側は強く
 ひきとめたらしいのですが、それでも強行したため和歌山県串本町沖で
 嵐にあってエルトゥールル号は座礁し船はまっぷたつに折れ、600人
 あまりの乗組員全員が海に放り出されたと伝えられています。その時、串本
 町の21歳の青年が遭難者を見つけ、村中にこのことを知らせ、村長が
 村民に声をかけ、村民あげての救出作戦が始まったといわれています。
 当時の樫野は貧しく、村民たちはイモや卵やにわとりといった持てる食べ物
 の全てを提供したと記録に残っているそうです。そして生き残ったトルコ
 人を神戸から日本の巡洋艦でトルコ・イスタンプールまで送り返したそう
 です。しかも、明治天皇の命で途中で何かあるといけないからと2艘の
 船で送り返したといわれています。

 ここまでは、よくある話だと思うのですが、トルコのすごい所はこれから
 です。その95年後の1985年、イラン・イラク戦争の時、イランに駐在
 する日本企業の社員たちは、サダム・フセインが民間機であっても全て撃ち
 落とすという発表もあり生きた心地がない中、ヨーロッパの飛行機は自国民
 を乗せて国に帰っていき、日本からの救援機は飛ばさないとの決定がされて
 いました。理由は、民間機は危ないから、軍用機は法律上できないという
 ことです。その時、取り残された日本人を救出するためにトルコの飛行機が
 2機とんできました。トルコ人は車で帰れと指示されており、日本人を救う
 ためにトルコ人が命の危険を冒してイランに飛んできてくれたのです。
 何故、トルコの人がそこまでして日本人を助けてくれ、好意を持ってくれて
 いるのかというのは教育だということです。それは、今でもトルコの小学校
 の全ての教科書に、このエルトゥールル号の話が載っていて、トルコ人たちが
 今でも忘れずに知ってくれているからなのです。

 改めて、私は教育の大切さと日本人の近代史の良いところも、悪い所も全て
 隠すという教育の弊害がでているように感じました。

   文責  野呂洋子

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 柳画廊ホームページをご覧ください

 ⇒ http://www.yanagi.com

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