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2018年1月 9日 (火)

結城紬のご案内

約二千年前から日本に伝わる、寒い冬に最適なお召し物、

 

重要無形文化財に指定されています「結城紬」のご紹介です。

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結城紬(ゆうきつむぎ)をあまりご存知ない方に向けて、少しお話しますと、結城紬は奈良時代に朝廷に献上された布が「常陸あしぎぬ」「常陸綾織」として正倉院に保存されています。

 

 

その後、徳川幕府が奢侈禁止令を出して、絹の着物が禁じられた時も、結城紬は絹でありながら、

 

武士や江戸庶民に親しまれてきました。

 

 

製法はいまも千数百年の技法を変えていません。

 

 

 

(1)糸つむぎ。熟練の方が、一端より約50日かけて指先で引き出します。

 

 

(2)絣つくり。出来上がりのデザインから算出し、たて糸、横糸それぞれに印をつけて、その印の部分に細い糸をかけ、

 

印部分を数か月かけて、全部手でくくります。

 

 

(3)たたき染。個人差から生まれるくくりの強さは、たたく回数で調整して均一に染まるようたたきます。

 

 

(4)織。たて糸と横糸をしっかりと打ち込むために、生地は強く、風を通さないのであたたかです。

 

 

それでいて、糸に撚りをかけていない為、風合いがやわらかなのが着やすさの特長です。
機は地機(ぢばた)と高機(たかはた)がありますが、日本で最も古い織り機である地機は、身体を機の一部のようにして、
織っていく為、更に糸質が強靭です。織には50日から一年を要します。
以前は年間32,000反の生産量が、今では柄つきの品だと、
月に1反の製作となってしまいました。 私は祖母や叔母から
譲り受けたものを着ていますが、寒い冬を一生暖かに越せることは、先人たちのお蔭様と、感謝しています。
英国王室ご用達のウールのような、暖かで、まろやかな肌触りの結城紬を、
お手にとって頂き、あたたかみを実感下さいましたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

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