着物ハウツー

2017年8月23日 (水)

「着物」は「氣のもの」 1

 着物は今から10年前から比べると、浴衣女子も増え、ずっと身近になりましたね。しかし15年前と比べると、ずっと異質なものにもなりました。

 それは、職人の高齢化と後継者不足で、多くの着物や帯の産地は生産をやめ、代わって、海外製やプリントもの、日本製でも効率やコスト重視の品が主流になったからです。

 これから数回にわたって、私が気づいたことを短く記してみますので、お楽しみください。

 着物は、本来は身にまとううのため布です。それが今では教室で先生について着方を学ばなければならない高嶺の花に変わりました。そればかりか、まるで雑誌のモデルさんや女優さんの衣装のごとく、細部にわたるシワを気にして、一世一代とばかりに、時間と神経を使っでないと着られない、面倒なものに変わりました。

 

 着物は氣のもの、つまり、楽しんで、心地よく着る「心」 が大事です。心が整えば、着付の不足は個性として育ちます。それがチャーミングポイントとなり、愛くるしさや親しみになります。心を忘れて着付にとらわれると、着物は品性に欠ける、高慢なものと化してしまいます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 2日 (金)

絽、麻、単衣から夏の着物合わせ術

今日から6月。この時期、皆さんが毎回迷われるのが、季節の移り変わりによる、生地素材の合わせ方です。着物はご存知の通り6月9月は袷せと同じ素材の単衣仕立、7月と8月は透けている夏物です。夏が早く訪れる現代の気候とは合わないので、私は暑い日には勝手に自分ルールで、冬でも単衣を着ていますが、小物は基本はルール通りです。

諸説ありますが、わかりやすくすれば、6月から9月までは、絽の襦袢、絽の半襟、絽の帯上です。帯は6月初旬と9月後半は涼しそうな素材、普段なら塩瀬や帯芯のない八寸帯、礼装ならつづれ帯や色の薄目の袋帯など、6月後半から9月中旬までは夏の帯で大丈夫です。帯締は冬と同じもので大丈夫ですが、最近はレースなどの夏ものもあり、より涼感をまします。

さらに襦袢や帯上は、絽、紗、麻、などの素材があります。お客様によく聞かれるので、ざっくり申すと、絽は夏を通して使え、紗や麻は夏まっさかりに使われることが多いです。でも、麻の襦袢や半襟、帯上は、真夏であっても訪問着や留袖には合わせません。麻はとっても貴重ですし、最近は日本製であれば絹より高価です。個人的には礼装にも冬にも麻は良いと思いますし、ファッションは学問でないので、ルールは変わるかもしれません。ただ今のところは、ぜひ、麻は真夏の普段着物としてお召しください。お手入れもざんぶり手洗い、ノーアイロンなので楽々です。そして麻は水とともに生き還るので、私はお出かけの時は、化粧室に行くとついでに、手霧吹き、手ひっぱりアイロンで、水浴び子供のように(「水もしたたるいい女」とは言えず・・coldsweats01)再生します!wink

Img_0094_2


Fullsizerender

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年5月14日 (木)

綿麻&麻の着物は浴衣風にお召しになれます。

綿麻や小千谷縮などの麻の着物は夏の浴衣代わりになります。裸足で下駄でもいいし、足袋をはいて、草履を履けば少しお出かけに。衿は裏衿をつけて着物のように着ても、バチ衿にして浴衣風にしても良いですが、バチ衿にすれば裏衿がつかない分、より涼しくなります。(男性は裏衿無しです)麻はどうしてもシワになりますが、お出かけ前やお出かけ後に、霧吹きをかけて手アイロンで大丈夫。家で洗濯できるのも夏には嬉しい素材です。

腰から下に居敷布をつければ透けることの防止や、生地のヘバリを防げますが、その分当然暑くはなります。男性ならステテコを履いたり、女性も裾除けをお召しの方は布はなくても大丈夫でしょう。お好みの着方でお召しください。わからない場合はどうぞ気軽にご相談ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月22日 (土)

花髪飾り、これで美容院に行かずに着物が着られる!

着物を着る時に困るのが髪型。いちいち美容院に行くのは大変だし、ウィッグはちょっと不自然。かと言って自分で時間をかけて整えると、下手すると、着物を着るより時間がかかってしまったり。そんな時に便利なのが、この花髪飾り。こちら二点が新作です。(各10,800円)

Img_1349_3

Img_1365_2

黒リボンは目立たないので、どんな着物やお洋服にも。
ベージュの花はレーヨン素材でかわいいデザインなので、着物にはもちろん、Tシャツやワンピースにも。






実はこの花髪飾り、前姿がとても奇麗です。

お顔の脇から見えるオーガンジーがとても華やか。

今度はお化粧して前姿で写真を撮りますねhappy01

Img_1299

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年8月12日 (火)

こんな風に着物を作っています。

いせよしオリジナル付下げ、描いてもらいたい絵柄を図案師に頼むと、色々な形の図案を描いてくれます。同じうさぎや亀でも、このうさぎ!この亀!このお月様!と一つ一つ選んで、向きなどを修正、胸や袖などの配置を考えます。生クリームでお菓子のデコレーションをするように、筒の中に生きている糊(化学素材でない)を入れ、動物をかたどっていきます。今回は私の好きな動物ばかりで、私の好きな色、紫の付下に仕上げました。

Dsc04482_2


















雲と亀

Dsc04467

















りすと象

Dsc04471

















つばめ

Dsc04477_2

















お月様

Dsc04476

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年8月 9日 (土)

見た目にも涼しげな絹の浴衣に名古屋帯とおしゃれな男子に

最近おしゃれな男子や海外からのお客様は赤い着物や帯に注目しています!

Dsc04334_2

Dsc04347_2





Dsc04357

Dsc04378






























(仕立て代、帯代別途)

Dsc04331

(仕立て代、帯代別途)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年8月 4日 (月)

あやめの浴衣に半巾帯と名古屋帯、二つの楽しみ方です。

和紙を柿渋で薫製して、彫り師が彫った型で手染めをする浴衣。銀座いせよしでは全てオリジナル柄を紙師、図案師、彫り師、染め師の手を経て染めています。そして、紗の半巾帯を合わせるか、露芝柄を絞りで染めた名古屋帯を合わせるかで、全く感じが変わります。涼しさは日本一を誇れる浴衣です。お試し頂いたら嬉しいです。(浴衣反物価格19400円、手縫いお仕立て代16000円、藤色半巾帯24000円sold out)それぞれの寸法に合わせてお仕立てするので、お嬢さんも清楚で着崩れ知らずになります。

Dsc03886Dsc03890_2

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月15日 (火)

女は隙をつくるべし!

ワールドカップで寝不足気味ですが、皆さんに聞かれるので、一言だけ。この夏から浴衣デビューの方に聞かれますことは、帯の色の合わせ方です。まず、浴衣はなるべく単色系のものをお勧めします。すゞやかに見えることが一番、二番目にシンプルな色合いの浴衣には、帯は何色を合わせても大丈夫でからです。ただ、黒地の浴衣にグレーや焦げ茶の帯、などはお洋服の合わせとしては一般的ですが、お着物の場合は雰囲気が固くなります。かっこいい感じに仕上げたいならば反対はしません。ただ、それでなくても近寄りがたくなる着物姿なので、そんな場合は同系色の帯じめや帯上げでなく、ピンクやクリームなどで、少し色をはずすと良いのです。そう、女は隙をつくるべし!隙があってこそ、着物を楽しむ余裕が生まれてくると思います。具体的な伝授ご希望の方は、ご遠慮なく弊店へ遊びにいらしてください!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月29日 (木)

男性の帯と袴の着付けムービーです。

男性の帯と袴の着付けをムービーでご紹介します。

◆帯の結び方◆

◆袴の着付け◆

| | コメント (0) | トラックバック (0)